集中力を必要としない世界に突入する
なにかを成し遂げたり幸せな人生を手に入れたりするには
「好きなことに向かい続けること」
成功や失敗を繰り返しながらも楽しくて楽しくてしょうがないと
心から思えることを仕事としてできている人
「天職」に就いている人と呼べるのかもしれません
周囲からは「傍から見ると苦しそうだが、本人のとってみてはそのこと自体が
喜びであり、いつまでもやってみたい仕事」と著者・中島聡さんが
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか?」で述べられています
以前の記事でも時間については紹介させて頂いています
この天職には夢中になっていたことが気がつけば仕事になっていたと
いう人もいるかもしれませんが本当に稀な人だと思いますし、見つけたくとも
見つけられないのが当たり前なのかもしれません。
この天職を見つけるヒントとして述べらているのがまず、
・自分のやりたいことが分からないひとはあなたと少し異なる情報源に触れる人
常にアンテナ広く張り張り巡らせている人に会いにいきなさい
(あなたの悩みを解決できるまでしつこく何人の人にでも聞きにいく)
・見つけるには無理だと思っているときは実はそのことについて実際に調べてないし
考えてもないと自分に強く刻みつける
・集中力を必要とするような仕事は無理にするな。わからないときはする期限を決める
(半年間と決めて耐え抜いて成果を挙げると期限をきってみる)
期限付きの努力であれば、いままでの何事にも集中して耐え抜けるはず
もし天職に就いたとき、「あなたは集中力を必要としない世界に突入して
いけるのです」とも述べられています。
最後まで読んでいただきありがとうございました
口角をあげて今日も1日いきましょう
自分が世の中の圧倒的情報に埋もれない覚悟をもつ
人は何か始めようとしたり行き詰まったりしたら人に乞うなどありますが
社会人ともなると便利で手間もかからないスマートフォンやタブレットが
現代の必要不可決なツールになっています
SNS,YouTube動画が周囲の状況を察知してエンターテイメント性を加え
ながら影響力のある方の情報発信は止まることなく加速し続けています
新しく始めるには講座やセミナーに参加せずとも十分なスキルを得ることは
可能な時代になっているのは間違いのないことです
ある記事の言葉で「何事であれ、最終的に自分で考える覚悟が
なければ情報に埋もれてしまうだけだ」というコメントがありました
これは例えるなら「誰でもある程度までは高速道路に乗ったようにあっという間に
知識を得られる、だが高速道路の出口では舗装されてない道なき道で果てしない
渋滞が起きている」
情報の渦のなかに飛び込む、そして最後は自分自身で決断する勇気が必要なのです
最後まで読んで頂きありがとうございました
口角をあげて今日も1日いきましょう
幾度失敗しても志をまげないこと ~百折不撓~
将棋の有名棋士が座右の銘として大切にし、色紙や扇子によく揮毫している言葉
「百折不撓」(ひゃくせつふとう)
幾度失敗しても志をまげないこと
昨年タイトル獲得した木村一基王位の揮毫難関と言われる三段リーグを抜けるのに6年を要し、晴れてのプロ入りは23歳。
最近なら遅すぎるわけではないが、早いとは言えない年齢だ。
将棋界のトップ棋士の一人であることは間違いないのだが、初のタイトル挑戦は、32歳、竜王戦。棋士として油の乗り切った年齢だが、ラストチャンスと考えてもおかしくはない。 それから......挑戦すること、6回。
あと僅かでタイトル奪取もありながら6回とも全て敗退。そして、2019年。王位戦。気づけば、木村一基九段は46歳になっていた。相手は豊島将之王位(当時)
豊島王位(当時)は、史上最年少で奨励会に入会した。当時は「史上初の小学生棋士か?」とも騒がれた。流石に小学生では昇段まで至らなかったものの、中学二年にして最速で三段リーグ入り。
そこから三段リーグを抜けるのに...二年半を要したが高校二年でプロになってからも、豊島王位(当時)の評価は常に高かった。「天才」と言われ、タイトル候補と見られていたことは間違いない。
しかしながら、豊島王位もまた、4回のタイトル挑戦失敗を経験している。
5回目の挑戦にして昨年羽生棋聖を破り、念願の初タイトルとなる棋聖位を獲得。それからの活躍は......将棋ファンの方々ならご存知のとおりで、木村王位はこの最強棋士を迎えての過去最多である7度目のタイトル挑戦、お互い譲らず3勝3敗の最終局。。
「負けと知りつつ、目を覆うような手を指して頑張ることは結構辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように、転落していくんだろう。」という木村王位の有名な言葉がある。
負けそうなときにそれでも、指し続けるのは辛い。しかし、このような大きな勝負ではむしろ、勝っている方が、追われている方が、苦しい。決して楽になることはできない
この二人は、そんな勝負を、物心がついてから、何十年にも渡って繰り広げてきたのだ。破れても破れても、また1から立ち上がり、将棋盤に駒を並べてきたのだ。
そして最終局に勝利した木村王位は46歳3カ月での初タイトル。7回目の挑戦での初タイトル。初タイトル挑戦から14年。。。
扇子に揮毫された百折不撓の文字が、またとなく光り輝く瞬間が訪れたのである
最後まで読んでいた頂きありがとうございました
口角をあげて今日も1日いきましょう
崖を飛び降りながら飛行機を組み上げる
仕事について、あなたは締め切りが必要とされているならば
何日前に完成させますか。。
なるべく時間をかけて試行錯誤しながら練りあげて完成するのが
苦労して達成感もあると思います
しかしながら、仕事は最初から狙い通りに行くことなどまれなのです
結局はすべての仕事はやり直しになると思っていいのです
どうせやり直しになるのならば、細かいところはさておき
まずは、まず全体像を描いてしまったほうがよいのです
これは、仕事の見通しが立ってないのに質を高めようとあれこれ工夫を
凝らそうとするという落とし穴を回避することにもなります
まずはプロトタイプを最速で作るべきであって細かいところは後から
詰めていけばよく、実践のために知識が必要な場合には
手を動かしながら考える
崖を飛び降りながら飛行機を組み上げる
これぐらいのスタートダッシュの気持ちで、まずは絶対に終える納期を導きだす
質を高める工夫は、それから始めれば締め切りに間に合わないことはありません
よくあるラストスパート志向で出来るか出来ないかのリスクもありません
最後まで読んで頂きありがとうございました
口角をあげて今日も1日いきましょう
デレク・ジーターがワンヒットでホームに突っ込む理由
ニューヨーク・ヤンキースのショートにデレク・ジーターという選手がいる
彼がセカンドにいるときのヒットが出ると、アウトになる可能性があるときも必ず
ホームに突っ込む。三塁コーチャーも日本のように止めたりしない
これが日本では、ほとんど場合は止める
実際にはジーターがアウトになる場合もしばしばある
一見、アウトになるのは損だと思うがホームに突っ込むのには理由がある
それは観客がセーフかアウトかというスリリングなプレーにエキサイティングして
試合に彩りを加えている
これが結果的には観客動員数の増加になり、チームの収入も上がる
必ずホームに突っ込む姿に魅了されて観客は再び球場に足を運ぶ
ジーター自身もファンが求めているとわかっており、明らかなシングルヒットでも
ホームに突っ込む。三塁コーチャーも決して止めないのだ
ジーターがアウトになることは、
「ひとつのアウト」になる以上に価値のあることなのだ
結果的だけみると損をしているようだが、長い目で見ればそれ以上の「得」を得ている
このような事例は仕事や生活でもあるのではないだろうか
目先の損得のみ考えてしまい行動をする。。これは三年後、五年後どうなることなのか
考える。価値を生かすための視野の大きさ・広さも必要なことになりますね
最後まで読んで頂きありがとうございました。。
口角を上げて今日も一日いきましょう
人の判断に正解があるが決断に正解はありえない
人は毎日の日常生活に判断、決断といった選択を繰り返しながら行動しています
決断と判断は似ていることだが決定的に違う点がある
「人の判断に正解があるが決断に正解はありえない」
これは判断を下すにはいろいろなことを検討するが、決断には悩まない
決断は重要なターニングポイントのように思えますが、日頃から情報のインプット
様々な展開予測・解析で判断を事前に繰り返しているので悩まず決断ができる
一流の経営者は皆、即断即決といわれています
決断までに要する時間が最大のリスクともありますが、常に判断に要する検討があるからこそ、決断した後の結果がいずれにせよ正解はありえないと言い切れたのかもしれません
また、決断とは「やる決断」より「やめる決断」それは現状を変えることの対する恐怖があるものです。現状から進めたいと思うのであれば必要なことではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
口角をあげて今日も一日行きましょう。。。
20勝分の価値
将棋界に村山聖という棋士はご御存じでしょうか?将棋を知らずとも、この名前を知っている人はいるかと思いますが、幼少期から腎臓の難病「ネフローゼ」を抱えていた村山は、プロ入り後に癌を患う。入院や手術を繰り返しながら、将棋を指し続けた。
最高クラスであるA級まで上り詰め、幼い頃から夢見たタイトル「名人」を射程に捉えたが、道半ばで病に倒れた。1998年に29歳の若さで亡くなった。
彼には「名人」になるためには、避けては通れない道があり、それは1996年に前人未到の七冠を達成し、現在まで20年以上にわたり将棋界のトップに君臨する羽生善治三冠(当時)
「東の羽生、西の村山」と並び称されるまでになった村山聖九段は晩年に
「羽生戦は20勝分の価値がある。極論を言えば、ほかは負けてもいい。」と執念を燃やし続けていました。
難病という運命と供に人生を将棋に全て懸ける情熱は、今もファンのみならず心に残っていることでしょう。。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も口角をあげて1日行きましょう。